なすの冷凍がまずいのは使い方を間違ってただけ|おいしく食べるコツは?

茄子 食べ物

なるべく新鮮なものを選んで買ってきたなすだけど、使おう使おうと思っているうちに時間が経っちゃった!

とりあえず冷凍しちゃえ!と冷凍したまでは良いけれど、いざその冷凍なすを使おうと思ってなすの煮ものを作ってみたら…まずい!!
そんな経験ありませんか?

なすの生姜焼き、煮びたし、てんぷら、ぬか漬けなど、メインにも負けない存在感抜群のなすですが、買ってきて余ってしまうことって意外と多いですよね。

なすの冷凍がまずいのは、実は使い方を間違っていただけなんです。
今回は、冷凍なすのおいしい食べ方、冷凍保存の方法などをご紹介します。

茄子

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冷凍なすに向いている調理方法を紹介

冷凍のなすを調理するおすすめの方法は、カレーや煮物などの煮込み料理が向いています。おみそ汁や煮物にいれる場合は、凍ったまま入れてしまえるので、時短にもなります。

汁ものや煮物にはそのまま入れることもできますし、素揚げしてから冷凍保存してしまえば、温かいだし汁に漬ければなすの揚げ浸しが簡単にできるのでとても便利ですよ。

冷凍なすに向かない料理方法は?

反対に、冷凍なすに向かない調理方法は、炒めものです。
冷凍のなすは、冷凍したことで壊れてしまった細胞が水分を含んでいるので、解凍するとその水分が出てきてしまいます。

いつもの調理方法とおなじように、油を先に入れてしまうと、なすが油でコーティングされてしまって水分が飛んでいくことができず、仕上がりがべチャッとして水っぽくなって美味しくなくなってしまいます。

ただし、調理する時に、いったん炒めることや、レンジで加熱するなどをしてなすの水分を飛ばしてから油を後入れすると美味しく食べることもできます。
もし、炒めものにチャレンジするときは、油の後入れで試してみてくださいね。

なすの冷凍保存のコツを紹介

なすを生のまま冷凍する場合は、なすを料理の用途ごとにカットして、水にさらしてアクを抜いてから、キッチンペーパーなどで水分を拭き取り、1回分ごとにラップで包み、そのあとジップロックで密封すると美味しく冷凍できます。

アクを抜かないと、なすが茶色くなってしまい見栄えが悪くなってしまいます。
でも、なすのアクの中にはクロロゲン酸というポリフェノールの一種が含まれているので、色はあまり気にしないという方は、あく抜きを飛ばしてもかまいません。

そのときは、空気に触れると色が茶色くなってしまうので、なるべく空気に触れないように密封して、素早く冷凍することがポイントです。

また、カットした後に、なすを焼いてから冷凍したり、揚げなすにしてから冷凍すると、調理する時に入れるだけ、味を付けるだけ、などとても便利なのでおすすめしています。

どちらも、粗熱をとってからバラバラにして素早く凍らせ、凍ったらラップに包んでジップロックに入れて冷凍します。

揚げ茄子の冷凍は2~3週間、生のままのなすと焼きなすは1ヶ月ほど保存できますので、その期間内に食べきるようにしてくださいね。

まとめ

なすを冷凍すると、油の吸収率を70%もカットしてくれるって知っていましたか?

なすって美味しいけど、油をどんだけ吸うの?というくらいどんどん吸ってしまうので、ダイエット中だったり、身体の健康のことを考えると、もう少し油を控えたいんだけど…と心配になってしまいますよね。

そこで、なすを冷凍することがとてもおすすめなんです。

冷凍することで、なすの中身のどんどん油を吸うスポンジ状になっている繊維の穴が潰れてしまい油が入ることができなくなってしまうので、油を吸収をなんと70%もカットするというわけなんです。

今回ご紹介したことを参考に、ぜひなすの冷凍と、調理にチャレンジしてみてくださいね。

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