きのこ類の冷凍がまずいというのは嘘!おいしく食べるコツを紹介

きのこ 食べ物

秋の味覚の代表の一つ「きのこ」。
秋になるとお料理の出番が増えてたくさん買ってしまいますよね。

そうすると、結局使いきれなかったりして余ってしまうこともしばしば。
そんな時、あなたは今までどうしていましたか?

冷凍に向いていない食材は色々ありますが、きのこもその中に入ると思っていませんか?
なんとなく、きのこって冷凍に向いてなさそう…なイメージだったり、冷凍すると臭いがしてまずくなると聞いたことがあったり…。

きのこは傷みやすい食材なので、スーパーで買ってきたときは早く使いきらなきゃ!と思いがちですが、実は、ちゃんと冷凍保存が可能なんです。

しかも、きのこを冷凍すると、うまみ成分がアップしてさらに美味しくなります。
長期保存ができて、さらに美味しくなると聞いたら、冷凍したくなってしまいますよね。

今回は、きのこ類を冷凍するときのコツや、冷凍きのこを美味しく食べるポイントをご紹介したいと思います。

きのこ

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きのこ類は冷凍して料理に使うのがおすすめの理由

きのこはもちろんそのまま調理して食べるのも美味しいですが、実は、冷凍をするとうまみや栄養価がさらにアップするんです。

なぜかというと、冷凍をすることで細胞の中の水分が膨らんで細胞膜が破壊されます。
そして、冷凍された状態で加熱調理すると、細胞壁内にあったうまみ成分が溶け出していき、より深い味わいとなるのです。

さらに、細胞壁が破壊されると、きのこに含まれるアミノ酸が増加するので栄養価もアップするわけなんですね。

生のきのこをそのまま調理しても、そのまま細胞が死んでしまうだけなので、あまりうまみ成分が出ません。

一度冷凍することで、きのこのうまみと栄養価がアップするので、ぜひきのこは冷凍してくださいね!

きのこ類を冷凍する時のコツと注意点を紹介

きのこを冷凍するときのコツと注意点はないのか気になりますよね。
きのこを冷凍するときの手順として、きのこを水で洗わないようにしてください。

きのこは水分に弱く、水で流してしまうときのこについているうま味成分や栄養価が落ちてしまいます。

どうしてもそのまま使うことに抵抗があるという人は、濡れた布きんやペーパータオルなどできのこを汚れが気になる部分をやさしく拭いてから準備するようにしてください。

そのあとは、きのこをカットしたり手で適当な大きさにほぐしたりなどして、ジップロックなどに密封して冷凍庫へ保存します。

冷凍のきのこの保存期間は大体1ヶ月ですので、1ヶ月以内に食べきってくださいね。

冷凍きのこをおいしく食べるには解凍は必要?

冷凍きのこを調理する時は解凍は必要ありません。
カットしたままの凍ったきのこをそのまま使ってしまって構いません。

下ごしらえの手間がなく、料理に入れて加熱するだけなのでとても便利ですよね。
冷凍するときにカットしておけば、あとは料理に入れて加熱するだけで火が通りますから、おみそ汁などに使うときも、さっと出来てしまいます。

自然解凍してしまうと、きのこからドリップが出て水っぽくてベチャベチャとしてしまう上に、うま味と栄養も流れ出てしまうので、必ず凍ったまま調理に使うようにしましょう。

まとめ

冷凍きのこのうま味と栄養価がアップするのは分かっていただけましたか。
冷凍きのこの栄養価は、生のきのこよりも、なんと3倍にもなるんだとか。

栄養価もアップして、うま味もアップ、加えて香りもアップするので良いことづくしと言えそうです。

ただし、残念ながら、エリンギだけは食感が悪くなってしまうので、エリンギだけは冷凍に向いていないようです。

冷凍すると生のまま冷蔵庫保存するよりも長持ちしますし、カット後に冷凍保存しておけば、使う分だけ調理することができますし、料理の時短にもなります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。


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