寝る前にはかならず与えてきた寝る前のミルク。
赤ちゃんを寝せるためにも大切なアイテムです。
1歳ころになってくると「そろそろ寝る前のミルクやめたほうがいいのかな。」と思いますよね。
でも、ミルクをあげないとギャン泣きして困る!いつやめればいいの?いつやめてくれるのー?と悩んでしまいます。
そこで今回は、赤ちゃんの寝る前のミルクはいつやめたらいいのかなどを、お伝えしていきますね。
寝る前のミルクは虫歯になりやすい?上手なやめ方は?
赤ちゃんにとって、チュパチュパとしゃぶるという行為は気分鎮めの効果があります。
でも、1歳ごろになってくると歯も生えてきていて、虫歯などにも気を付けないといけません。
特に、上の前歯は唾液が届きにくいため、唾液で自浄されにくいので、寝る前にミルクをあげてしまうと、一晩中ミルクが歯に溜まったままになりやすいです。
そうすると、虫歯の原因になってしまいます。
虫歯予防のためには、寝る前のミルクを減らしていき、寝る前に歯磨きをして菌を歯に付着させないこと、ミルクをあげたら前歯の周りにたまったミルクをガーゼなどで拭ってあげることをおすすめします。
先ほど述べたとおり、あかちゃんにとってはチュパチュパする行為は安心感を得ます。
なので、突然ミルクをやめるよりも、ミルクの量をだんだんと減らしていき、1歳を超えていれば水や麦茶、牛乳などをあげるようにしていきます。
哺乳瓶はどうしても乳首を吸うという、赤ちゃんの依存性がつよいものとなりますので、ストローやマグなどで代用してみることもおすすめです。
また、睡眠前の儀式(ミルクを飲む・哺乳瓶を咥える)を、絵本を一緒に読むなどしてお布団で過ごすと、自然と絵本の後は眠るという意識が育っていき、ミルクが自然とやめられることもあります。
ママやパパの安心できる声や歌で安心感を得てリラックスできると入眠してくれる可能性も高まります。
寝る前のミルクをやめるベストなタイミングはいつごろ?
赤ちゃんにとってミルクは栄養が取れるようになれば必要ありません。
離乳食が3回になり、きちんと食べてしっかり栄養が取れるようになり、赤ちゃんもしっかりと成長した時がベストなタイミングと言っていいでしょう。
このころには、夜中に起きることもだいぶ少なくなってきています。
大体1歳くらいでミルクを卒業している赤ちゃんが多いようですが、一般によく言われるのが10カ月ごろ。
赤ちゃんの成長が早く、しっかり栄養がとれていれば、ミルクも早めに切り上げることができます。
ミルクをやめて赤ちゃんが寝ない時はどうすればいい?
今までミルクを飲んで安心感を得ながら寝ていたのに、突然その安心材料がなくなってしまったら、赤ちゃんだってぐずってしまうかも知れません。
そういう時は、無理にやめさせることはせずに、少しずつやめさせていくことをおすすめします。
あかちゃんにとっては、精神的な安定剤のようなものですから、それを無理にやめさせてしまっては、赤ちゃんのストレスとなってうまくいかないかもしれません。
ミルクをやめなくても大丈夫。という感じで、焦らずにゆっくりで構いません。
まとめ
今まで、ミルクを飲んで安心感の中で入眠してきた赤ちゃんにとって、ミルクをもらえないことはストレスになるかもしれません。
お茶をあげても、絵本を読んでも、歌を歌っても泣いて寝てくれない!というときは、無理をせずにミルクをあげてしまっても大丈夫です。
育児はお母さんなど育児をする大人自身のゆとりがとても大切ですよ。
虫歯になるとか心配の中で育児をするよりも、赤ちゃんの周りの大人がゆとりをもった心で接してあげると意外とすんなり入眠してくれることもあるようです。