特有の辛味と風味があり、薬味や鍋物など日本料理に欠かせないネギですが、切り方が6種類もあることをご存知ですか?
今回は、ネギの切り方、その切り方にあったお料理をご紹介します。
ネギの切り方6種類とそれぞれに合った料理を紹介
ネギの切り方には小口切り、斜め切り、千切り、ぶつ切り、みじん切り、輪切りがあります。
小口切り
小口切りは皆さんおなじみのネギの切り方ですよね。
端から一定の幅で切っていく方法です。
用途に応じて切る厚みを変えます。
納豆や冷ややっこなど火を通さず食べる場合は薄く切ります。
炒めものに入れるときは少し厚めに切るとネギの甘みと香りが料理の風味を一層際立てます。
斜め切り
斜め切りは、名前の通り斜めに包丁を入れ、小口切りと同様端から一定の幅に切っていきます。
このとき、ネギが潰れないように包丁を前に向かってスーッと押し入れて切るようにしましょう。
斜め切りはよく鍋物やお味噌汁などに入れます。
千切り
千切りはネギを5・6センチほどに切ります。
それから切ったネギを繊維に沿って細く切っていきます。
転がってしまい切りづらいときは、縦に半分に切って切り口を下にすると千切りがしやすくなります。
千切りはよく、中華料理などの炒めものに使われます。
ぶつ切り
ぶつ切りは、形や大きさにこだわらずぶつぶつと材料を切ることを言います。
3~5センチほどに切って使うことが多いです。
ぶつ切りのネギは、火を通しても歯ごたえが残り甘みも出てコクがでてくるので炒めものに使用するととても美味しいです。
そのまま焼いてネギ焼にするのもおススメです。
みじん切り
みじん切りは、包丁を斜めにして、半分から下くらいまでの深さまで包丁を入れていきます。
次に180度回転してさらに斜めに包丁を入れていきます。
後は小口切りの要領で端から切っていくとみじん切りの完成です。
こちらは、しょうゆやゴマ油に足してソースにして、お魚やお肉にかけて食べるととても美味しくいただけます。
輪切り
輪切りも小口切りと同じく、端から切っていきます。
こちらも料理の完成時に振りかけたり乗せたりすると、ネギの香りがお料理を引き立たせてくれます。
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ネギの種類はこんなにあった!
ネギと言っても種類がたくさんあることは御存じでしょうか。
一般的なものは白ネギ。太くて白い部分が多いのが特徴です。
他にも西日本で一般的に食べられているものは青ネギでいわゆる万能ねぎともいいます。丼
物や麺類など様々な料理に使われます。
また、京都特産の九条ネギ、群馬県特産の下仁田ネギ、アサツキも青ネギの仲間です。
埼玉の深谷ねぎも有名ですね。
わけぎもネギの仲間ですが、わけぎはネギと玉ねぎが交雑したもので、おもに西日本で栽培されています。
他にもリーキ、赤ネギなどたくさんの種類があります。
なかなかお目にかかれないネギもありますが、旅行などで見つけた時は挑戦してみるのもいいですね。
ネギが食べたくなる!栄養と効能は?
さて、いろいろとお話してきましたが、ネギの栄養や効能はどうなんでしょう。
ネギはとても栄養価の高い野菜です。アリシン、ビタミンC、βカロテン、カルシウム、ンネギオールなどたくさんの栄養成分が含まれています。
効能は、肩こり、疲労回復、生活習慣病の予防、美容効果もあり、発がん抑制の働きもしてくれます。
昔風邪をひくと、ネギを首に巻かれた、なんてお話を聞いたことがありますが、これはネギの硫化アリルの効果で強力な殺菌作用と鎮静効果を利用して病気を治そうという昔の人の知恵です。
硫化アリルは非常に揮発性が高いのでのどに巻くだけでも効くというわけです。
まとめ
このようにネギにはたくさんの栄養と素晴らしい効能があります。
ぜひいろいろな切り方を試して、日々のお料理にどんどん取り入れてみてはいかがでしょうか。
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